借金の概念について考える (1)


国の借金は企業の借金と同じ。

国の財政について話すときは、一人当たりいくらの借金という話になります。しかし国は個人と違い寿命がありません。人間の場合は働ける時間が限られているため、ある程度の年になれば残り寿命を考えて借金ができなくなり、清算を迫られます。そのとき借金が返せない額だと破産してしまいます。
普通はそれ以前にこれは返せないだろうと判断されればやはり同じようになります。
しかし国の場合は、寿命で死んだり働けなくなることはありません。
これは企業と同じです。ずっと借金をして、何とか倒れずやっていくことが不可能ではない主体なのです。
性質が違う国と個人を同じように語り、借金そのものを忌避するように仕向けるのはあまり正しい議論とはいえないでしょう。
無理に借金をやめさせると経済に悪影響が及び、今している借金の返済も難しくなりかねません。
確かに借金がどんどん増えていくのは不安です、最後には返すか踏み倒すしかないのですから当然といえます。
しかしだからこそ冷静に考え、本当に借金を減らすにはどうするのが合理的か考えることが重要でしょう。

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